今まで普通の葬儀しか体験したことがありませんでしたが今回、父の葬儀で初めて家族葬を体験しました。そこで感じたことのひとつに葬儀会社のスタッフの対応の温かさがありました。
一般的な葬儀では葬儀会社のスタッフは参列者の対応等、とにかく忙しく動き回っている印象がありました。いかにも接客業といった様子でこちらもそういうものだと思っていました。ところが父の家族葬ではスタッフの数はもちろん少なめですが、時間に余裕があるためか亡くなった父のために何かできることはないかといった様子でした。私達が父が好きだった歌手のCDを流して父と時間を共にしているといつの間にかその歌手の他のCDも用意してくれたり、父のことを私達遺族から色々と聞いて好みの食べ物を準備してくれたりと心温まる対応をしてくれました。父が亡くなったことがただただ悲しく何もできずにいる時に、父が喜びそうなことを考えて行動して下さったことがとても嬉しくなりました。
仕事ではあるものの、通常の葬儀で見られる接客業といった対応でなく、家族葬の故人に寄り添った対応に癒されました。