家族葬は、葬儀が終わった後が大変です

昨年、義母が亡くなりました。義父の希望で、家族葬を行うことになったのです。義父母は80歳を過ぎていて高齢なので、葬儀に来られる方も少ないし、義父は耳が遠いので一般葬儀で息子達の会社関係の知らない方々に挨拶をするのが大変ということで、家族葬が良いと思ったようです。

 

私の実家でも葬儀となったことは有りましたが、家族葬は初めてなので、いったい家族葬は一般葬儀とどう違うのか心配でした。でも実際体験してみると、二つの違いは少なかったような気がします。家族葬とはいっても、家族以外の親族や義母と本当に親しい方には通夜も告別式も参列してもらいました。

 

全員で20人ちょっとです。大阪の淀川の家族葬でも通夜や葬儀・告別式は普通に行いますから、会場も二日間借りました。菩提寺の住職にも両日来ていただいて、御経を読んでいただきましたから、お布施もお渡ししました。

 

確かに知らない人はいませんでしたが、葬儀の次の日には「亡くなったのを知らなくて・・・」と義母の知人が自宅に連絡してきたのです。直接お線香をあげに訪ねてきて下さった人もいます。耳の遠い義父は、電話が鳴るたびにストレスを感じるようでした。やはり一般葬で一度にお葬式に来ていただいた方が良かったかも知れません。