葬儀も多様化しました。実家は名古屋市郊外の田舎です。ひと昔前までは、お寺でお葬式が当たり前でした。参道にはお花が並び、参列者も大勢いました。
今は家族葬が増えました。先日も家内の祖母が亡くなりました。96歳という高齢で何年も施設に入っていました。認知症も進んでいたので私も何度か会っただけです。
会場は葬儀場で、お通夜も簡素でお花もほとんどありませんでした。参列者も親族を除けば古くからの友人が数人と、施設の方がきてくれただけです。簡素ながらも葬儀場の職員の方は一生懸命やってくれていました。
葬儀も同じ会場です。お坊さんも一人でした。以前親戚の葬儀に出たときは4人くらいいたと思います。出棺もあっさりしたものでした。火葬後に初七日法要をして終了でした。
全体的に簡略されていましたが、これでよいと思います。義理で来る人が多いし、本当に故人を偲んでくれる人だけ参列すればいいと思います。薄葬、という言葉もあるそうです。出来るだけ葬儀は簡単にするということだそうです。この考え方でよいと思います。