父の葬儀は松原で家族葬にしました。生前から葬儀をするなら家族葬でしたいねぐらいは話していました。
入院している間に、もう覚悟しておいた方がいいから、葬儀社の手配をしてねと母には言ってありました。そして父が亡くなり、葬儀社へ運びました。恥ずかしながら家の事情で本当にまともに葬儀代がないので、シンプルプランで葬儀を行いました。本来なら通夜も行わず、違う場所で安置し、葬儀だけ執り行う所を、他に予約もないのでご厚意でそのまま葬儀をする部屋に安置できました。
献花も持ち込む事が出来、遺影の額縁も100円ショップで買ってきて、葬儀らしい形にはなりました。
お坊様も呼ばず、お経もCDで流せるからと、皆で下手なお経を唱えました。質素ですが、
本当に家族だけだったので和やかに父の話をしながら、写真を撮ったりして良い時間を過ごせましたね。今までの形式張った葬儀よりずっと暖かい時間でした。葬儀に対する思いは人それぞれです。故人の為に格式ばった葬儀でも良しだし、形に囚われない物でもいいと思います。私達は家族で良い葬式が出来たねと誇りを持っています。