葬儀の時にお坊さんは一人いらっしゃることが多くあるそうです。
しかし、お坊さんが四人いらっしゃった葬儀もありますし、お坊さんに楽隊さんが六人ついてこられた葬儀もありました。
楽隊さんは、僧侶の方で、僧侶の姿をしており、雅楽を奏でて入場して来られます。
非常に、神々しく、ありがたみを感じる姿として僧侶たちの姿が目にうつりました。
しかし、最近のお葬式で、楽隊さんがこられたり、僧侶を何人も呼ばれている家庭は滅多にありません。
僧侶の方を数名呼ばれる場合には、人数分の金額ではなく、乗じた金額が必要だと言う宗派もあるのです。
お葬式ほど、お家の格式を見せつけてくれる行事は他には有りません。
お坊さん衣装の色にも、お坊さんの格式が現れます。
お坊さんの位は、世襲されますから、お坊さん自身の位、と言うよりも、そのお寺の位を示すこととなる衣装なのです。
近年は、宗派によって多少の違いがありますが、来られたお坊さんの衣装の色や人数は、その葬儀の最も重要な部分として、近所で語り継がれていくのです。